十字教とイスラム教

噂と評判で、メリッサの辞典についての疑問点などが挙がっていたので少し補足をば。
基本的には、新紀元社の悪魔辞典と、イーグルパブリシングの本をベースに今までの知識の蓄積で書いております。
バハムトとベヒモスは、確かに現状は別のものになってはいますけれども、もともとはベヒモスのアラビア系の読みでバハムトとなったものが、伝承を重ねるうちに変化していき、大食漢の巨大獣ベヒモスと、世界を支える巨大魚バハムトに分かれたと理解しております。
その変遷はイスラムとヒンドゥの習合的な意味合いがあったのではないかな、と個人的には思っています。
別の例では、ジブリールはガブリエルのイスラム読みであるわけですが、その存在の意味合いは異なるものとなっています。
それと同じようなものかな、ということで、ベヒモスとバハムトを同項で扱うようにしました。

……まぁ、そんな感じで、ベヒモスの項目にちょっとその辺のことを追加しました。